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新型コロナ拡大「宇宙からとらえた!」活動停止で大気汚染物質減少(動画)

世界保健機関

 世界保健機関(WHO)によると22日現在、世界の新型コロナウイルスの感染者数は29万人以上になり、亡くなった人の数は1万3000人に迫る。感染者数は中国の約8万1500人が最も多いが、死者の数で見るとイタリアの約6500人が最も多い。

 

 欧州宇宙機関(ESA)は地球観測衛星の観測データを分析し、中国とイタリアでは経済活動の停止により、二酸化窒素をはじめとする大気汚染物質が減少していると発表した。

 

 ESAによると、これは大気汚染観測を目的にした地球観測コペルニクス・プログラムのセンチネル衛星が2019年12月20日ごろから、今年3月16日まで、中国上空でとらえた大気中に含まれる二酸化窒素濃度の分布をとらえた観測データを時系列にアニメーションにしたもの。

 

 

 中国・武漢市で新型コロナウイルスの流行が始まった昨年末から1月下旬にかけて、中国国内の主要都市では発電所や製造工場、自動車から排出される二酸化窒素濃度が劇的に減少。詳細な分析の結果、先月には過去3年間と比較して、大気中に含まれる汚染物質が約20〜30%少なくなったことがわかった。

 

 しかし、感染拡大のピークが過ぎた今月初めから、工場や産業施設や物流が稼働を再開するにつれて、二酸化窒素の濃度は再び増えつつあるという。

 

 

 一方、感染が急激に拡大しているイタリア北部を中心とするヨーロッパ各国では現在も大気汚染物質の減少が続いており、経済活動がストップしている現状を示している。

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