カネボウ化粧品は21日、美白化粧品を使って肌がまだらに白くなる「白斑」症状が出た人が新たに1233人確認されたと発表した。被害者数は前回発表(9月29日時点)の計1万3959人から計1万5192人となった。
調査は13日時点で、顔や手などに「広範囲にわたって明らかな白斑がある」重症者は956人。「3ヶ所以上」「大きさ5センチ以上」などに該当する人も4244人にのぼった。軽症は6746人。完治したか、ほぼ回復した人は3246人だった。
なお、2回目以降の訪問で症状が確認できた437人のうち、約7割で回復傾向がみられたという。