中国・広東省衛生庁は同省から15、16両日に1人づつ、計2人の新型鳥インフルエンザA(H7N9型)の感染例が確認されたと発表した。
15日に感染が確認されたのは、同省東莞市に住む39歳の男性で、16日に確認されたのは同省陽江市に住む65歳の女性。
2人とも現在危篤状態とのこと。
これで新型鳥インフルエンザA(H7N9型)の感染例は、今年3月末以降、合計147人となった。
広東省では10月以降に感染した患者が、これで4人目で、同省衛生庁は18日から各地域に対策チームを派遣して対応に当たっている。
また日本の外務省も海外安全ホームページに18日付けで、「鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例発生(その7)」とのスポット情報を掲載して、注意を呼びかけている。