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プール熱流行 5週連続増加で夏場のピークを超える

咽頭結膜熱(プール熱)を引き起こすアデノウイルスの電子顕微鏡写真(出典: CDC 米疾病予防管理センター)

 主に夏場にプールなどで感染する「咽頭結膜熱(プール熱)」だが、11月上旬以降5週連続で増加しており、ついに定点あたりの報告数(全国)が夏場のピークを超える0.73人になった。

 

 第50週(12月9日〜15日)に全国3000カ所の小児科から寄せられた報告数は、前週より230人増の2300人になり、定点あたりの報告数でみると0.73人に上昇している。

 

 定点あたりの報告数は、今年の夏場のピーク時に第24〜25週(6月10日〜23日)の0.71人が最も高かったことから、今年は12月にそれを上回り、冬場の大流行となっている。

 

 都道府県別のワースト5(定点あたり報告数)は、宮崎県の2.11人、鹿児島県の2.07人、島根県の2.04人、佐賀県の1.91人、広島県の1.68人と、九州・中国地方で特に流行しているほか、福井県から秋田県までの日本海側各県、北海道などでも患者報告数が増えている。

 

 咽頭結膜熱はアデノウイルスの感染により、発熱(38〜39度)、のどの痛み、結膜炎などの症状が起きる病気で、プールでの接触や、タオルなどを共用することにより感染することが多いため、「プール熱」とも呼ばれている。

 

■咽頭結膜熱(プール熱)の最新情報については感染症マップでごらんになれます。

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