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中国 軍事費20年超2ケタ増「日本はたった0.8%」官房長官皮肉まじり

 中国は5日、国会にあたる第12期全国人民代表大会(全人代)第2回会議を開催し、冒頭の政府活動報告で、昨年比12.2%増の約8082億人民元(約13兆4000億円)の2014年の国防予算案(中央政府分のみ)を発表した。

 

 中国の国防予算は1989年以降、2010年を除き、過去20年超にわたり毎年2ケタの伸びとなっている。

 

 こうした国防予算の伸びについて、菅義偉官房長官は5日午前の記者会見で、「安倍政権いろいろ言われていますけど、たった0.8%(昨年の防衛予算の伸び率)。そういうことも含めて理解をいただけると思っている」などと述べ、中国の軍備増強に対する懸念を表明した。

 

 同会見で菅官房長官は、「(中国の国防予算について)政府としては留意すると同時に、今後の動向を注視していきたい」と政府の受け止めについて説明。

 

 さらに、「中国の国防政策や軍事力について透明性の欠如が、わが国を含む国際社会の懸念事項になっているところ。中国に対し国防政策の透明性の向上を関係諸国、国際社会と連携しながら働きかけていきたい」としている。

 

 また全人代冒頭で、「第二次世界大戦の勝利と戦後の国際社会の秩序を守り、歴史の逆行を許さない」と安倍政権を念頭においたメッセージが発せられたことについて、「まずわが国は歴史と逆行することはあり得ない。戦後今日に至るまで一貫して自由と平和と民主主義を歩んできているのが、わが国の基本方針だから、日本という国はまさに『透明性』の中で歩んできた」と日本の姿勢を強調。

 

 そして最後は、「例えば(中国の)国防予算の2ケタ増20年以上ですからねえ。安倍政権いろいろ言われていますけど、たった0.8%(昨年の防衛予算の伸び率)。そういうことも含めて理解をいただけると思っている」と皮肉まじりに。

 

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