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結核の教師から高校生ら39人集団感染 名古屋市

 名古屋市の名城大学付属高校で、結核にかかった教師から、生徒や卒業生ら合計39人が集団感染していたことが明らかになった。

 

 同校によると、昨年秋ごろから、せきなどの症状が続いていた40歳代の男性教員が、今年3月末に結核と診断されたことから、この教師が受け持っていた生徒・卒業生と教職員293人に対し検査を行なったところ、昨日までに39人が結核に感染していることが判明、感染した39人は全員、投薬治療を行なっている。

 

 この39人のうち生徒1人、卒業生2人、感染源とは別の教師1人の計4人は発症していたが、結核菌が排出されるおそれはないことから、現在も通勤や通学を続けている。

 

 感染源となった男性教員は、せきなどの症状があることから昨年秋に開業医で診察を受けたが、その時点では原因は分からなかった。

 

 しかし、その後も体調不良が続き、周囲からも「がんではないか?」と心配されるほど体重が減るなどの症状があったため、今年3月末に改めて総合病院で診察を受け、結核と判明したもの。

 

 同校の鈴木勇治副校長は、「感染した全員が投薬治療を受けており、これ以上感染が広がるおそれはないと保健所から聞いている。教員一人一人が責任を持って管理に努めていきたい」としている。

 

 今年に入ってからの全国における結核の累積感染者数は、1万1526件(第25週 6月16日〜22日時点)にのぼっており、第25週だけで、東京都で80件、愛知県で40件、神奈川県で34件などの報告例があがっている。

 

 

■結核の最新動向は「感染症マップ」からごらんいただけます。

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