強い台風10号は22日午前9時現在、フィリピンの東海上を北西に進んでいるが、今夜にかけて沖縄の先島諸島などでは風が強まり、うねりをともなった大しけとなる見込みで、気象庁では同地方に強風高波に対する警戒を呼びかけている。
22日午前9時現在、台風10号の中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルとなっており、フィリピンの東海上(沖縄の南)を毎時30キロで北西に進んでいる。
台風10号は今後、台湾方面に向かう見通しだが、今夜(22日夜)にかけて沖縄の先島諸島に接近するため、同地方では、次第に大しけとなり、風も今日(22日)昼過ぎから強まる見込み。
また沖縄本島地方や大東島地方もうねりをともなった高波が予想されるため、気象庁では警戒を呼びかけている。