「世界経済フォーラム(WEF)」が今日(3日)発表した2014年版の「国際競争力ランキング」によると、日本が6位と昨年より3つ順位を上げたほか、シンガポールが2位、香港が7位、中国が28位と、日本、中国、アセアン5カ国に大きな経済成長が見られる結果となった。
WEFは、世界144カ国・地域を対象にしたスイスの研究機関で、例年インフラや医療、教育、市場経済などの分野で競争力を調査する「国際競争力レポート」を公表している。
2014年~’15年版のレポートによると、日本、中国、アセアン5カ国は過去1年の間に経済競争力を改善していて、国際競争力指数によると、アジアの3経済圏が上位10カ国にランクインしている。首位は昨年同様スイス、2位シンガポール、日本は順位を3つ上げて6位、7位が香港と並んだ。
また中国は28位と昨年の29位から上昇、BRICS経済圏の中で最も競争力のある国として地位を固めた一方、ロシアは53位、インドは71位となった。