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サザン桑田さんの謝罪 岩手県知事が異例の持論を展開

サザンの桑田さんの謝罪に対して、岩手県知事が異例ともいえる持論を展開。写真は1月19日定例記者会見より(提供:岩手県)

 サブカルチャーへの造詣が深いことで知られる岩手県の達増(たっそ)拓也知事は19日、サザンオールスターズの桑田佳祐さんが年末に行ったライブで褒章の取り扱いに不備があったと謝罪したことをめぐって、「表現の自由」について異例とも言える持論を展開したことで話題になっている。

 

 これは19日に行われた岩手県の定例記者会見で、地元紙の記者の質問に答えたもの。

 

 桑田さんは昨年末の公演で、紫綬褒章をズボンのポケットから出して、ステージで披露し、観客にオークションを呼びかけるパフォーマンスを行っていたことで、批判を受け、出演するラジオ番組や事務所を通じて正式に謝罪していた。

 

 達増知事は会見で「サザンや桑田さんが行う表現活動に対し、聞き手がそれを“気に食わない”と評価するのも表現のひとつ。ただし、聞き手側が“国民に謝罪せよ”“何々するな”などと社会的な強制力を及ぼそうとするプレッシャーが、表現の自由を損なうことは好ましくない」と述べた。

 

 そのうえで故・忌野清志郎さんが、かつてタイマーズという覆面バンドで、過激な権威批判の楽曲を発表していたエピソードを例に出し、「“不謹慎だ”とか“俺は聞かない”という人がいてもいいが、そういう表現活動ができる文化活動のほうが健全だ」とし、「インターネットが発達したことで、いろいろな表現手段ができるはずが、かえって他者に何かを強いるプレッシャーが高まっている。もうちょっとおおらかになった方がいいのでは」などと異例とも言える持論を展開した。

 

 達増知事はTwitterやアメーバブログなど自身のSNS上では「あまちゃん評論家」を名乗るなど、サブカルチャーへの造詣が深く、「サブカル知事」としてもネット住民から注目を集めている。

岩手県

聞かれてもいないのに忌野清志郎の覆面バンド「タイマーズ」が放送自粛レベルのアルバムを発表していたエピソードを語りだした達増知事は相当なサブカル好き。NHK朝の連ドラ「あまちゃん評論家」の顔も…(達増拓也さんTwitterアカウントより)

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