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WHO 鳥インフル遺伝子変化で感染力増大の危険性懸念

中国から入手したH7N9型の電子顕微鏡写真/国立感染症研究所より

 WHO(世界保健機関)は13日に公表した資料で、河南省など感染地域が拡大している鳥インフルエンザ(H7N9)について、遺伝子的変化が見られることから、ヒトを含むほ乳類に対し、さらなる適応変化が起こり、感染力がアップする危険性があることを示唆した。

 

 これは、WHOが発表した「インフルエンザA(H7N9)ウイルスのヒト感染に対するWHOのリスク評価」で明らかにしたもの。

 

 この資料ではウィルスの遺伝子的解析の結果から、「ウイルスは3つの異なる鳥インフルエンザウイルスからの遺伝子グループを含んでいる」と述べるとともに、「インフルエンザA(H7N9)ウィルスは、遺伝子シーケンスの変化が見られ、動物からヒトへの適応を示唆している」として、今後もウイルスがヒトやほ乳類に「適応変化」を起こし、感染力が増大する危険性を指摘している。

 

 また資料では、抗ウイルス剤の効果について、オセルタミビル(タミフル)、ザナミビル(リレンザ)には感受性があるが、アマンタジン(シンメトレル)、リマンタジンには抵抗性があるとしている。

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